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秋の足音、森の衣替え。

  • 2017.09.26 Tuesday
  • 森暦
  •  
9月も終盤を迎え、日一日と朝晩の気温は下がってきたものの、
日中はまだまだ暖かく、半袖で過ごせるほど。
八ヶ岳や蓼科山の上空には、
入道雲がもくもく立ち上り、まだ夏模様。



本来なら、ススキの背景には秋雲が広がるはずなのだが…。
季節の狭間感が面白いですね。



昼間の気温上昇の影響なのか、例年に比べて紅葉が遅れぎみですが、
日陰や朝晩の冷たい風の通り道から少しずつ色づいてきました。







夏を惜しむかのように咲く一輪のマツムシソウ。



秋の到来を待ちわびるかのようなコスモス。



八ヶ岳農場の草原では、紅く色づき始めた桜の木が八ヶ岳と向かいあって、本格的な紅葉劇場の幕開けについて相談をしているよう。



別荘地より標高が高い白樺湖湖畔はほんのり秋支度。



秋の使者・赤トンボがあちらこちらで飛び回っているので、そろそろ鮮やかな錦秋が蓼科にやってくるかもしれませんね。



夏から秋へ、季節の狭間で。


九月に入り、空の色も、風も、すっかり秋めいてきた蓼科高原。
八ヶ岳エコーラインを走っていると、車窓には初秋の風物詩・満開の蕎麦畑をよく見掛ける。



車を路肩に停め蕎麦畑に近付くと、畑一面に白い絨毯を敷いたような美しさ。



蕎麦は他家受粉作物といって、蜂などの昆虫が行き交うことで受粉し、実をつける。花の開花期間が約1ヶ月と長いため、雨が降って昆虫が飛んでこなくても、晴れたらまた受粉ができる、とても生命力が強い作物なのだ。



清楚で可憐な白い花。でも実は強くてたくましい。
花言葉に『懐かしい思い出』、『あなたを救う』とあるように、
蕎麦の花を眺めていると、
優しさに包まれるかのように心が癒され、穏やかな気持ちになってくる。



再び車を走らせ、窓を開けると澄んだ空気が肌を撫で、ひんやり心地いい。
爽やかな初秋の風に、たわわに実った稲穂がさらさらと揺れている。



八ヶ岳の上空にはまだ名残惜しそうに入道雲が浮かんでいるが、
山から遠ざかっていく雲たちは、散れじれに秋模様へと変わっていく。





まさに夏から秋への狭間にいるんだなあ。